糖尿で足を切断した話

糖尿で足切断した顛末とThinkPadの話

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6月1日(火)
足切断から3カ月が過ぎましたが、まだ義
足の訓練まで行きついていません。入院の
イムリミットが最悪8月の終わり頃なの
で、ぎそくができてからの歩行訓練のスケ
ジュールが押しまくるのは目に見えてます。
やれやれ、先は長い。
 
 左足の親指の裏に水ぶくれができ、それ
が破れて派手な出血をしました。糖尿病に
よる神経障害で左足下肢の痛覚を感じない
ので、シーツが血で汚れているのを看護師
に指摘されるまで気づきませんでした。

 風呂日だったのですが、出血があるので
湯舟に入らずシャワー浴だけにしました。

 リハビリはいつも通りのメニューで、プ
ランク1分3回、バランスキープ3分3回
等です。午前のリハビリでは両松葉杖で20
m往復に挑戦したのですが、最後の方はもう
ヨレヨレで歩けなくなってしまいました。
今は担当者がいるからいいものの、退院して
独りで歩けなくなって立ちすくんだらどう
なるんだ、とちょっと心配になりました。

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入院前に駐車場から自宅まで普段なら10分
の距離を一時間以上もかかって休み休みし
ながら歩いたのが思い出されます。

午後のリハビリで担当者に、リハビリ室の周
りで腕立て伏せをしているのは自分だけなの
はどうしてですか?と尋ねました。説明は、
一つは自分が入院患者の中では若いという事
(と言いつつ後に自分が来年還暦というと驚
いてましたけど。まぁ若作りしてますから)
次の理由が、上腕と肩の筋肉が松葉杖が使え
ないほど弱いので、その強化のため、特別に
腕立て伏せとかをさせている。他の人にはし
ていない、との事でした。実際、筋トレで肩
と上腕の筋肉はついてきてますから感謝しか
ありませんが、キツイです。この後、平行棒
を左右の片松葉杖でそれぞれ3周し、

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車イスに戻った後、坂道登りをしました。
右コースでいつもなら20分かかるところを
ノンストップで15分で完登しました。確か
に筋力はついてきているようです。ただ、そ
の後、疲れ切って夕食まで眠ってしまいました

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深夜に大騒ぎがありました。明日退院予定
の患者さんがトイレでこけたらしいとの事
でした。大きな音がしたので看護師が飛ん
できたらしいのですが、本人は元気そうだ
し、自分は睡眠リズムの端境期でイヤホン
で音楽を聴いていたので全然音に気付きま
せんでした。以前狭心症で入院していた時
に、病室の前のベッドのご老人が夜中の真
っ暗な中で何かをしようとしてベッドから
転落して退院延期になり、奥さんが泣いて
諫めてたのをずっと聞き耳たてて聞いてた
事を思い出しました。

血糖値は朝160→昼前220→夕前11
0なのでスパルタ訓練のおかげで下がった
ようです。昼前が高い状態が続いているの
は相変わらずです。朝食は選択してパン食
なのですが、パンはすきなのでご飯と違っ
て半分残すとかできないんですよねぇ。
血糖値が下がらなければパン食を諦めるの
も選択肢かもしれません