糖尿で足を切断した話

糖尿で足切断した顛末とThinkPadの話

義足の採型

5月25日(火)
午前のリハビリでは久し振りにレッドコー
ドによるスリング訓練でした。コードに吊
られた状態で前後に重心移動をしたり、左
右に重心移動をしたり、という訓練でした。

風呂の日でしたが、傷口から滲出液がドロ
リと出ていたので、湯船には入りませんで
した。順番が最後だったら湯船に入れたと
言われましたが、結果的に順番最後の人は
湯舟に入らなかったようです。

昼食後、フットケア外来から受診に来るよ
う連絡があり、看護師さんと一緒に車イス
で隣の救急病院に向かいました。

足の傷は左右とも二日に一回の張替えで良
いとのことで、順調に回復しているようで
す。で、本日の目的の義足の採型が始まり
ました。床に新聞紙を敷いてその上に右足
を置き、シリコンでできたライナー(皮膚と
義足のソケット部との間となる緩衝材)を
右足に嵌め、その上からラップをグルグル
巻きし、更にその上からお湯に浸した石膏
付きの包帯を貼っていきます。乾燥するの
に15分から20分かかったでしょうか、
固まった石膏の上から切れ目を入れて取り
出して採型が終わりました。

この型を元にして仮義足が作成されます。
予定では2週間後の6月8日に仮義足で仮
合わせ、更に2週間後の6月22日に本義
足納品という予定になりました。看護師さ
んは採型が始まる前に一度戻っており、採
型が終わった後に病棟に電話をかけてもら
い、お迎えが来るまで受付で待ちました。

戻ってきたから午後のリハビリになりまし
たが、時間的に遅すぎてリハビリ室が使え
なかったため、病棟のあるフロアで訓練を
しました。ベッドでいつもの運動をした後
平行棒で右手による肩松葉杖での歩行をし
ましたが不安定でした。その後、外に出て
車イスで坂道登りをしました。完走と書い
てますが、どちらのコースかは書いていま
せん。色々と盛りだくさんの一日でしたが
断端の傷が良くなってきて、やっと義足の
作成にまでこぎつけたか、とホッとしまし
た。しかし退院目標の7月末まで残された
時間はあまりありません。仮義足が届くま
では筋トレが続くことになります。